くじら



迷っている。





このまま ずっと
家の言いなりでいいの?




ゆったりした音楽




「……、気分が優れませんか?大丈夫ですか」



昴さんは 聞いてきた





「いえ…、大丈夫です。」






「音楽が変わりましたね、瑠璃子さんダンスは好きですか」



「あ、好きです…」




昴さんは 立ち
上がり私は手を預けた








もう時間は9時を過ぎていた
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