獣百匹☆紅一点!?
「…先輩……」
私は、薫先輩が行ってしまった後しばらくそこにいた。
先輩、なんか変だった。
「…追いかけなきゃ。」
私が悲しい時に追いかけてきてくれた先輩。
今度は、私が励ます番。
私は、薫先輩の部屋に向かった。
コンコン
「…薫先輩?」
「……未羽…」
「先輩……」
「ちょうど、よかった…入って。」
「え?」
先輩は、戸惑う私をよそに私を部屋に引っ張った。
「みんな…」
部屋には、生徒会メンバーが集まっていた。
「みんな…聞いてほしいことがあるんだ…」
薫先輩が、真剣な顔で話し始めた。
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