獣百匹☆紅一点!?



「よしっ放送室いくぞ!」



「え?」



鏡夜は、いきなり私の手を握って走り出した。


放送室なんていって、どうするんだろう…?




「鏡夜…っなに、するの?」



「まー、みてりゃわかる。お、これか。」



「勝手に使ったら怒られるんじゃ…」



「あーあー、聞こえてるか?よし、いくぞー」



「ちょ、ちょっと…」



「えー、ただいま神戸未羽は俺、沢田鏡夜の彼女になったんで!手出すなよーぶっ殺すぞー以上!」



「ちょっ…なにやって!?」



こんなことしたら全校生徒に知られちゃうっ



「いいだろ?これで学校公認。」



得意げな顔して笑う鏡夜。

もう、本当鏡夜には叶わないよ…










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