獣百匹☆紅一点!?
●Episode 04
Final
「未羽…」
「鏡夜…んっ」
鏡夜と付き合って3ヶ月がたち、もう3月に入る。
三年生の会長、鏡夜、薫、恵先輩は、もうすぐ卒業…。
「……愛してる。」
卒業式が迫ってくるにつれて、鏡夜はなんだか甘くて……
いつも、どきどきしてしまう。
「未羽……」
「ん〜…鏡夜っ、最近なんか甘えん坊…」
「…不安なんだよ。」
「え…?」
「双子と、キクは、お前のこと好きだしよ…卒業したら、なかなかあえないだろうし…」
あの、意地悪な鏡夜が…
自信満々な鏡夜が…
「浮気すんなよ?」
不安そうな顔してるっ!
「か、可愛い〜」
「なっ!可愛いってなんだよ!うれしくねぇ!」
「私は鏡夜だけだよ〜」
「…しってる。」
「…鏡夜も、他の子の所いっちゃだめだよ?」
「…っばか。お前以外なんて興味ねぇよ。」
「鏡夜……ん…」
熱い鏡夜のキスを感じて、安心する。
鏡夜、だいすき…
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