獣百匹☆紅一点!?
卒業式当日。
三年生は、みんなかっこよくて、私は泣いてしまった。
「未羽、泣くなよ。」
「また、あえる…」
「可愛いなぁ♪」
「会長ぉ…薫…恵先輩っ」
みんなが、私のことを抱きしめてくれる。
「おいコラ。てめぇら俺の未羽にさわってんじゃねぇよ。」
「今日くらいいいだろ。」
「嫉妬…」
「男の嫉妬って醜いよねー」
「……くそ。今日だけだぞ。」
「うぅ〜みんなぁ〜」
「あ、わり。俺いかねーと!」
「俺もー」
「俺も…」
三人は、用があるといってどこかにいってしまった。
「うぅ〜鏡夜ぁ〜」
「ったく…どんだけ泣いてんだよ」
「かなしぃ〜」
「…未羽、一回しか言わないからよく聞けよ?」
「ひっく……うん…?」
「…愛してる。お前が卒業したら、迎えにくるから。それまで浮気すんなよ。」
「うぇ……?」
びっくりして、涙とまった…
「つまり…結婚しよう」
うそ…っ
「…返事は。まぁはいしか受け付けねぇけど。」
「は、はいっ!はいはいはい!!」
「はいはいうるせーよ。
「はいっ…鏡夜、だいすきっ!」
「知ってる…」
優しく微笑み、私に甘いキスをくれる。
幸せで、幸せで…
私、この学校にきてよかった!
「結婚したら、抱くから。」
「え、えぇ!?」
「手加減しねーぞ、覚悟しとけ」
「エッチー!!」
end_