獣百匹☆紅一点!?
「ホラ未羽っお土産だぞ〜」
「わあっ♪すごーい!!ありがとうっ!パパ大好き♪」
「パパも未羽大好きだぞ♪」
パパは、お菓子や小物など、私が好きな可愛いものをいっぱい買ってきてくれた。
「これ食べていいっ?」
「ああ、もちろん!」
「…おいしぃ〜!」
「そうか、それならよかった。」
しばらく私は、お土産に夢中だった。
「あ、そーいえば!」
「ん?」
「今日、なんかの記念日なの?」
「いや……そんなことないけど、なんで?」
「だって、パパが用事もなく帰ってくるなんてありえないじゃん。」
「ああ、そのことか…。」
パパは、にっこりと笑った。
「明日、引っ越しするから♪」
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