獣百匹☆紅一点!?
ガチャ……
「薫先輩……?」
いないのかな?
「薫せんぱーい!!!」
「うるさい…」
「ひゃあ!?」
「聞こえてるから…」
「か、薫先輩…」
薫先輩の姿は見えないけど、扉の上にいるらしい。
「薫先輩…そっち、行ってもいいですか?」
「……。」
嫌がってない…ってことは、行ってもいいのかな?
「そっち、行きますよ?」
私は、横についているはしごを登って、上に向かった。
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