獣百匹☆紅一点!?

｢位置について、よーい…ドンッ｣
パアンッ


｢菊衣ーっ!!｣

｢鏡夜ァーっ!!｣


『黄団、箕下くん速いっダントツ一位です…っとおぉ!?』



スタートダッシュ、キクくんはとても速くて一位だった。…けど


｢すご……鏡夜先輩…｣



『青団、沢田くんがものすごい勢いで追い上げています！これは抜かすか？お………おぉーっ抜かしたー!!ゴール!!』


ゴール前10mくらいで、鏡夜先輩はキクくんを抜かした。


『一位、青団沢田鏡夜』

｢うぉーっ鏡夜ーっ！｣
｢鏡夜先輩ーっナイス！｣


『二位、黄団箕下菊衣』

｢おしかったなー！｣
｢ナイスランキクっ｣



三位から六位まで名前をあげられる。


…あ……鏡夜先輩、こっち見てる？



どきんっ



鏡夜先輩は、こっちを見てニッと笑い、ピースサインをした。


先輩、かっこいいな…










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