獣百匹☆紅一点!?
「会長は赤団だし、黄団の薫先輩を応援しなきゃね♪」
「うん、そうだねっ」
もちろん、会長にも頑張って欲しいけど…
今は体育祭!
薫先輩を応援しなきゃ。
「あ、始まるねっ」
パァン―
大きな音とともに、会長と薫先輩が走り出す。
「か、薫先輩…っ」
「ちゃんと走ってください〜!!」
だるがりの薫先輩が、いくら体育祭といっても、燃えるわけがなくて…
薫先輩は、眠そうな顔をしてゆーっくり走っていた。
しかしみてみると、会長も薫先輩の隣をゆっくりと走っている。
「先輩達…頑張りましょうよ…」
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