先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】




椅子に座りしばらくしたら中山さんがお茶と一通の手紙を持って来た。




「はい。どうぞ。」



先にお茶を貰った。
温かいお茶。


コートを脱いでマフラーをとった。



暖かい体は一瞬にして冷たくなろうとしている。



だけどちょうどお茶があったので私はお茶を飲んだ。




「美味しい?」



「あ、はい!おいしいです!」



「よかったー」



私はお茶よりも手紙の方が気になった。

なんだろう?
嫌な知らせじゃないことを願いたい。




「あの…中山さん?」


「何?」












「私、今から聞く話…泣く自信しかないです。」









「……里那ちゃん…。」




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