先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】


「これ・・・誰の字なんでしょうか?」


「え?どれ?」


中山さんも驚いた顔で手紙を見た。


「そんなにお母さんの怪我ヒドイんですか?」


「・・・・実は・・・」



中山さんが深刻そうな顔をして話始めた。


お母さんを引いた車は一般の車じゃなくて大型トラックだった。
引かれた瞬間お母さんは「大丈夫」と言って倒れた。

救急車で運ばれてる最中にすごい大量の血を吐いたらしい。

そして、病院に着いてすぐに治療が始まり、でも先生には「大したことは無いから大丈夫」と言われ手術室に入っていった。

謎の手術が始まり2時間。

ようやく終わって先生に一言言われた。


「肋骨が折れています」

との一言だった。
< 116 / 554 >

この作品をシェア

pagetop