先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】
「これ・・・誰の字なんでしょうか?」
「え?どれ?」
中山さんも驚いた顔で手紙を見た。
「そんなにお母さんの怪我ヒドイんですか?」
「・・・・実は・・・」
中山さんが深刻そうな顔をして話始めた。
お母さんを引いた車は一般の車じゃなくて大型トラックだった。
引かれた瞬間お母さんは「大丈夫」と言って倒れた。
救急車で運ばれてる最中にすごい大量の血を吐いたらしい。
そして、病院に着いてすぐに治療が始まり、でも先生には「大したことは無いから大丈夫」と言われ手術室に入っていった。
謎の手術が始まり2時間。
ようやく終わって先生に一言言われた。
「肋骨が折れています」
との一言だった。