先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】
「何かあったの?」
「え…?」
運転してる最中に慎先生が話かけてきた。
「なんか…結構深刻そうな顔してる。」
プニッ…
赤信号になったのかこっちに向いてほっぺを突いてきた。
「!?なっ…何するんですか!!」
半分笑いながら言った。
「あっ…笑った。」
慎先生も笑った。
慎先生が私のほっぺを突いたのはきっと…
私を笑わせようとしたから…。
「慎先生…」
「何?」
また青信号になった。
「ありがとう…。慎先生に相談があるんです…」
「なんでも聞くよ?只…」
「只?」
「他の男の話は聞かないから。」