先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】
「何?」
床に座った。
冷たい。
「私…彼氏出来たんだ。」
「あぁ…朝の事…?」
「うん…」
「慎先生はどうするの?諦めるの?」
愛ちんは慎先生の顔を知らない。
年齢は知ってるのかな。
「今朝…今朝会った彼氏…慎先生なの…」
「えっ…!?」
驚いた表情だった。
「よ…よかったじゃん!両想いじゃん!いいな…!いいな!」
座ってたハズの愛ちんがいきなり立ってジャンプした。
他人の事なのに…愛ちんって本当にいい人だと思う。
「あっ…ありがとう…」
「何が?!」
「喜んでくれたりして…私…愛ちんには絶対反対されるのかなって思ってた…。」