先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】
「美味しいですっ」
「本当!?嬉しい!」
穗乃さんが目を輝かせて喜んだ。
なんでこんな綺麗だし純粋なのに…彼氏とか出来ないんだろう…?
「どうかした?里那ちゃん?まずかった…?」
穗乃さんがちょっと残念そうな顔をした。
「いや…美味しいんですけど…」
「けど…?」
「なんで穗乃さんに彼氏が出来ないのかなって…」
「あぁっ…それは…あれよ!あれ!…その…ね?今はいらないの。」
「えっ…なんでなんですか!?」
「自分でも分からないんだ…?」
「そうなんですか…」
ピロリロリーン♪
自宅の電話がなった。