先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】
コンコン…!
「はい?」
ドアの奥で声が聞こえた。
おじいさんって言うよりかおじさんって感じの声。
まったく自分で何言ってるのかわからない…。
「あの、中山です」
「中山くんかね。入りなさい。」
先生は私を連れて院長先生がいる部屋にはいる。
慎先生は私の手を握りっぱなしで、部屋に入った。
「失礼します。」
ガラガラ…
「どうしたのかね?…おや、後の子は患者さんかな?
「僕の彼女です」
「ほほう…また可愛い子だなぁ。それで?」
「今日、彼女は一人で寂しいらしいので…ここにいさしてもよろしいでしょうか?」
「なんだ…そんな事だったのか。全然構わないよ。」
院長先生は「はっはっは」とか言いながら笑っていた。よくわからない。。