先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】
「あれ!?里那ちゃん!?どうしてここに?」
凪鎖さんが驚いた顔をして私を見ていた。
まぁ…当然のように慎先生は…
「何…二人共なんなの?」
と聞いてた。
当たり前だよね!
「いやー…慎!この子とは前ぶつかった時に知り合ったんだよ!」
凪鎖さんは軽く言うけど私にとっては嫌だった。
「……パンツ見られましたけど。」
と私はボソッと言った。
慎先生はさすがに頭に来てたのか半分顔が笑っていなかった。
「なぁ、凪鎖?」
「うん?何々?」
ニッコリと満面な笑みの凪鎖さん。
私のパンツ……。
「僕に彼女いるって言ってたよね?」
「うん。可愛くて仕方がない子ってめっちゃ慎がハマってる子でしょ?」
私は一気に顔が真っ赤になった。
慎先生…そんなこと思ってたの?