先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】
「里那暖かい…」
「慎先生の方が暖かいですよ?」
「そうかな?」
慎先生と笑い合う。
喋ってるだけで暖かい気持ちになれる。
「りーぃー!」
「!?」
愛ちんがニヤニヤして走って来た。
私は急いで手を離す。
「何朝っぱらからイチャついてんの?」
愛ちんがニヤニヤしながら私につっかかってくる。
「あっ、彼氏さんおはよーございますっ」
「おはよう。」
慎先生は少し機嫌が悪そうだ。
「まぁさー?どうせ明日から冬休みなんだからいっぱイチャつけるじゃん?」
愛ちんはそうやって言うけどイチャつくなんて簡単に出来ない。
「だって…仕事あるもん…」
「えっ…!?社会人!?」
「あれ?言ったじゃん?歯医者の先生だって」
「えっ…りー両想いだったの!?」
何を今更…。