先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】
「前の…買い物で…言ってた…歯医者の先生…だよ…?」
私は照れながら言う。
「えっ…りー…そうなの!?」
愛ちんはにやけるどころではなく大喜びした。
「うん…えへへっ…」
私も喜ぶ。
「あのー…もうそろそろ出勤時間と共に遅刻というものがせまってますが?」
「あっ…やば…」
慎先生が苦笑する。
でも慎先生も少々照れてた気がする。
「彼氏さん!りーを宜しくおねがしますっ」
「えっ?あぁ…うん」
愛ちんが保護者らしく挨拶をした。意味分かんないし…
「あっ…やべ…遅刻するから行くね」
といって慎先生は走って行った。
遅刻しないかな。大丈夫かな。
「じゃあ私達もすぐそこだし行きますか?」
と愛ちんが遅刻しないようにと走り出した。