先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】


「にしても、彼氏とかいいなぁ」



「えっ…なんで?愛ちんも告白すればいいじゃん!」


「は?誰に?」



学校に着き、靴をしまう。


「やっくんに!」


「………死ねバカ!」




「!? 愛ちんひどい!でもなんでやっくんをそこまで嫌うの?」



「嫌ってはないけど…なんかね?照れ臭いから…」



「あはは…なんかよくありがちなことだよね」



教室に入る。



「でも…嫌いじゃないから…」



「ならいいじゃん?」




席に座り終業式の準備をし始めた。


チャイムがなって廊下に行き並ぶ。

愛ちんは席は後だけど背の順で並ぶと離れるから暇になってしまう。


私も身長欲しいなって時々思う。

でも慎先生ってそこまで身長ないんだよね…

愛ちんたちの少し上でリカちゃんに前見たとき抜かされてた気がする。



「はぁ…。」



よく分からないため息が出る。




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