先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】
「…ふぅ…。」
一通り片付けた。
多少は綺麗になった。
中山さん家は特別広いわけでもなく狭いわけでもない。
本当に私の家と同じどこにでもありそうな一軒家。
だから片付けやすい。
さて…そんな中で…今慎先生の部屋の前に立っています。
なんで入らないかって?
入れないでしょ?
入りにくくない?
男の人の部屋だよ?
絶対入りにくいって…
しかも彼氏の部屋だし…
「あー…もう!入っちゃえ!」
ガチャ…
慎先生の部屋は下の部屋とは違い綺麗。
まぁ…荷物は自分の家だもんね?
あれ?自分の家?
「慎先生…一人暮らしじゃん…?」
忘れてた…。
とりあえずそれは置いといて…
私は慎先生のパジャマをベットに置いた。
あたりを見回す。
机の上には保険証など結構大事な物が置いてある。
それともう一つ。
アルバムらしきファイル…?