先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】
ガチャッ…
家に到着し鍵を借りる。
「あれ?ここって慎の実家なんじゃ…」
凪鎖さんが不思議そうに言う。
「慎って…中山くん…?」
詩織さんも聞く。
あれ…?
詩織さんも慎先生知ってるの?
慎先生顔広いなぁー
「あ、さっそくで悪いがトイレ貸して?」
凪鎖さんがさっそくすぎることをいい私は「どうぞ」と言った。
私と詩織さんはリビングに行く。
詩織さんを座らせ私はお茶をつぎ始めた。
「あ…ごめんね?」
「大丈夫です…あの…?一宮さん…」
私は詩織さんがなんで慎先生を知ってたか聞いてみる事にした。
「詩織。」
「え…?」
「詩織でいいよ?あたし里那って呼んでいい?
「あ…はい!それで詩織さんって…慎先生を知ってるんですか?」
「あぁ…凪鎖が俺の友達だとか言い出して中山くんを紹介してきたの。中山くん喋ってみるとね?すごい優しいの。凪鎖とはまた違うかっこよさがあるよねー…?」
「へぇ…?例えばどんな所が優しいんですか?」
「うーん…ご飯の時におかずついでくれたり?おごってくれたり…話とか聞いてくれる!」
「そ…そうなんですか…」
慎先生って優しんだなぁ。
そーいうことやるからきっとモテるんだよねー。
「この前彼女いるの?って聞いた時好きな人がいるって。しかも自分の患者らしいよ?」
…えっ…!?
それって…まさか…
私?