先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】
「やっぱ寒い…」
私は今外にいる。
マフラー、手袋は絶対重要!!!
無きゃ死んじゃうね(笑)
でも、今日は手袋を忘れてしまった・・・。。
吐息は白く、温度が低いことがわかる。
雪…降るかな?
降ったらホワイトクリスマスかな?
なんて考えたら街に入り、歯医者についていた。
なんかかれこれ5、6回目だし…慣れて来た気がする。
「こんにちはー…」
中に入る。
「こんにちは。」
今日は穂乃さんが会計ではなく、違う看護婦さんがいた。
靴からスリッパに履きかえ私は診察券を出し、待合室に座った。
とても暖かいからなんかぼーっとしてしまう。
「桜谷里那ちゃーん…診察室へどうぞー」
やっぱり呼び方は「ちゃん」だった。。
なんかドキドキするなぁ。
「あっ…里那ちゃん!」
移動最中に声をかけてきてくれたのは穂乃さんだった。
「穂乃さん!!昨日はありがとうございましたっ!」
「ううん…大丈夫よっ…またなんかあったら言ってね」
「あ…はい!ありがとうございます!」
私はお礼し、診察室に向かった。
ガラガラ…
「こんにちはー」
個室に入る。
「こんにちは。って里那か」
やっぱり私の大好きな人がそこにいた。