先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】
---30分後。
私は頭も体も洗い、温かいお風呂に入っている。
「…あったかいなぁ…」
気付いたら沸かしてあったお風呂。
多分慎先生が沸かしてくれたんだろう。
なんか、そうやって考えたら…慎先生って本当優しいなぁ…。
「あっ…もうこんなに入ってるじゃん…出なきゃ…」
私は慌てて出て着替えた。
リビングに行くとさっきケーキ屋にいったついでにコンビニで買ったご飯が用意されていた。
準備して待ち切れなかったのか
慎先生は寝ていた。。
疲れているのかな?
慎先生が寝ている横に座る。
慎先生の寝顔…可愛い…。
私は慎先生の頭を撫でる。
いつもは撫でられる側だもんね…。
柔らかく、黒いくせっ毛のあるもふもふしたくなる髪の毛。
眼鏡があたる。
眼鏡を外してみる。起きないか心配だけど外したても起きなかった。
すごい眠いのかな…?
「いつまで触ってるの?」
「ふぇっ…!?」
慎先生は起きていた…。。
慎先生が座り、私を抱きしめる。
「眼鏡…っ…眼鏡ないと見えないから眼鏡…とって?」
「え?あ…はい…」
慎先生が眼鏡をかける。
「やっと見えた。もう…」
慎先生は笑い、お返しか何かわからないけど私の頭を撫る。