先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】
クリスマスデート
コンコン…
ドアをノックして
部屋に入る。
「慎せーんせい!朝ですよ」
慎先生をゆさぶる。
寝顔はすごく…
「かわ…かわかっこいい!!」
かわいいも一理あるし…
かっこいいも一理ある。
なんて言ったらわかんなくてあやふやになり、意味の分からない日本語が生まれる。
とりあえず、起こさなきゃ…。
「慎先生!!朝ですよ!!起きて下さい!!」
慎先生の意識がようやく覚めてきた。
「んー…もう朝?」
寝起きの声は少々色っぽい。
「もっ…もう朝です…起きて下さい…」
なんか私まで照れてしまう。
「今日…どこ行きたい?」
よいしょと言いながら慎先生が立つ。
「私どこでもいいんです!!しいて言うなら…」
「言うなら?」
「お母さんのお見舞いに行って、スーパーに行って夜ご飯の買い出しして…」
「おばさんのお見舞いは行っておきたいね…スーパーの買い出しはいつも通りじゃないの…」
「話しちゃんと聞いて下さい!」
「はいはい…」
「それで!慎先生の家に行きたいなぁって、、」
これが私の精一杯考えた“プラン“だったりする。。