先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】




「さっ…1限の準備しよう。可愛い姫の隣にはいつも怖い王子がいるんだね」



と、言ってやっくんは席に着いた。



でもね…?
やっくん…?
怖い王子は貴方が大好きなんだよ?



それを分かって言ってるのかな?





「何よ!アイツ!!まじ、うざいし!!!!」



「ねぇ…愛ちん?」



「何?」



「愛ちんってさ…やっぱりツンデレだよね!!!」





って、心から思った。
まぁきっと認めないだろうなぁ…





「はぁ!?意味わかんないし!!!!」




愛ちんは抱きついた力が強くなった。




「あっ…愛ちん苦しい!!!」



「あぁ…ごめんごめん」




チャイムがなった。
HRが始まった。


担任の土日のどーでもいい話があって…


1限、2限、3限、4限…とどんどん時間は進んで今はランチ。




「ふぁー…。物凄い疲れた!」



「だねー…。そういえばさ、告白の返事したの?」




と、今聞かれたくない事を聞かれた。





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