先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】
「山下!桜谷・・」
「「え?」」
後ろから着いてきていたのはやっくんだった。
「西倉・・?」
やっくんは走りながらこっちに来た。
「愛ちんなんかやっくんに用あったの?」
「いや、ないけど・・りーこそないの?」
「いや、ないと思う・・。」
「山下・・・はぁはぁ・・・桜谷貸して・・・はぁはぁ・・・」
「え?あっ・・・うん?りー行っておいでよ?」
「えっ・・」
愛ちんが不思議そうな顔をする。
「なんかあったら・・・報告・・ね?」
愛ちんがニヤッとした。
「わっ・・わかった・・・」
「じゃあ桜谷いこっ?」
「うん・・・!?」
手を握り、やっくんは走った。
やっくんは慎先生と違って、幼い感じだった。