先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】
ガラッ・・・
「あれ?里那・・・もうそんな時間なんだね?」
「そうですね・・・・?」
「じゃあ座って待ってて?」
「はい・・・」
いつものイスに座る。
このイスに座ることもしばらく無くなるんだよね・・・。
「慎先生・・?」
「ん?」
「寂しいですか・・?」
「え?」
「私いなくなったら、寂しいですか?」
「まぁ、そりゃ・・・」
慎先生は苦笑する。
「私は凄く寂しいです。多分離れたら泣いちゃう・・それぐらい寂しいのです。。。」
「・・・・。」
「私、どうしたらいですかね・・」
「・・・。」
「ほんと、みんなには笑顔で過ごせって言われるし、笑顔ですご・・キャッ・・・」
私はそんなことを言っていれば気がつけば慎先生の中にいた。