先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】
「うん。虫歯無くなってるね!」
「ホントですか?」
「うん!毎日一生懸命磨いた甲斐あったね(笑)」
「・・・・。そうですね・・」
ちょっと正直言うと、虫歯が無くなってくれたのはあんまり嬉しくないんだ。。
「嬉しくないの?」
慎先生が困った顔をする。
「いや・・嬉しいんですけど・・・慎先生にもうしばらく会えないかなって思うと・・なんか嬉しくなくなってきて。。。」
「何言ってるの?別に歯医者自体こなくても僕の家にこればいい。」
「だって・・私、今年受験生ですよ?」
「僕が教えてあげる。」
「えっ?いいんですか?」
「うん。」
「やった・・・!よかったぁ。。」
「離れないから。。」
「はい。。」
「よし!じゃあ最後の仕上げ!」
「え?」
慎先生はまた私の口にキスをした。