先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】
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里那は病室を後にした。
笑ってはいたけど、多分あれは無理して笑っていたのかもしれない。
「おばさん・・」
「何?あれだったら座って?」
「あ、失礼します。。。」
「で・・どうしたのかしら?」
「僕・・里那さんと結婚を前提で付き合ってるって思ってます。」
「・・・」
「でも、彼女はどう思ってるかはわかりません。でも僕はその気持ちをずっと持ち続けたいです。」
「・・・」
「ぜひ、16歳の誕生日に里那さんと結婚させてくれませんか?」
僕は思ってたんだ。ずっと。
里那を一生僕のものにしたいって。。
わがままだけど・・・。。