先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】
私は決めた!
このクマを買おう!
私はそのクマを持って慎先生についていった。
「あれ?里那そのクマどうしたの?」
「えっ・・なんか一目ぼれしちゃって・・・あはは・・」
「なんか里那らしい・・あ、ここかな?」
慎先生は雑貨屋さんのとあるコーナーに着いた。
「えっ・・・ここって・・・」
「うん・・・今は安物だけど、将来は本物買うからね?」
そう、ここは指輪がたくさん売っているコーナーだった。
「し・・・慎先生・・・・」
「サイズわかる?」
「わかんないですけど大体・・7号ぐらいです・・・」
「わかった。里那にはこれがお似合いかな?」
慎先生が指輪を取る。
それはリボンがついていて指輪と同じ色の銀色のリボン。
モチーフにピンクのストーンがついていた。
私こーいうのすごく好き!!
「わぁ!かわいい!!!」
「よかった!」
「じゃあお会計行こうか?」
「あ・・はい!」
「そのクマ頂戴?」
「えっ?」
頭の上に?をつけると慎先生はそのクマを持ってレジへ行った。