先生…大好きっ。-歯医者さんとの恋事情?-【完】
私はぼーっと廊下を見ていた。
りーと西倉が楽しそうにしている勝手な『嫉妬感』
私もついていけばよかったっていう『後悔』
そりゃ、ノリでついていけば私だっていけた・・ような気がする。。
しばらくたってからりーはニコニコしながら帰ってきた。
「おかえり・・」
「ただいま!」
「何話してたの?」
「あ・・・ちょっとね?」
りーはニヤニヤしながら内容を教えてくれなかった。
意味分かんない・・・
「へー・・意味わからない・・・」
「え?」
「私の気持ちそーやってしっといて・・・」
「えっ?」
「自分は彼氏とイチャイチャしてるからって人の気持ちはちょっと考えてよ!」
「ちっ・・・違うの!」
「何が違うの?りーは意味分かんない!」
私は廊下に出た。
キーンコーンカーンコーン・・・
5時間目が始まるチャイムが鳴った。
もう・・・無視しちゃえ。
私は屋上に行った。
彼の好きな場所。