Heart × Hunter ~君の心は誰のモノ?~




倒されたときに掴まれた腕に力が入ったのが分かった。






なんか、幻覚見える



彼方からシッポと耳が生えていて…謝ると同時にシュンッ…と垂れ下がった




――ように見えた。







ボソッ「主人に懐く忠犬……」




「んなっ…!」






分かりやすすぎるよ、この人は。



今度はギャーギャーと文句を言い始めた。





…もう話するのめんどくさくなっちゃった…。



眠いし。






「…彼方。どいてくれない?」




< 168 / 412 >

この作品をシェア

pagetop