Heart × Hunter ~君の心は誰のモノ?~
ドキドキする胸を押さえ、あたしは踞った。
「…ちょっと。なんか俺、悪者扱いされてる?」
心底嫌そうにヒロが言った。3人が縦に顔を振る。
何かが切れた音がするのは気にしない。
でもね。
みんなは変な妄想して反対してるけど、ヒロの命令があれで安心した。
だって、自分で考えなくて済む。
あたしからキスするとかだったら、逃げてたから。
そんな気遣いヒロにはないけど、そう思ったんだよね。
――グイ
突然、腕を引っ張られ誰かの腕の中に入った。
「やっぱり、今日からにする。捺禾一緒に寝よ。」
「「「「はい!?」」」」