Heart × Hunter ~君の心は誰のモノ?~
苦しくても。
意識が失くなってきても。
俺の気が済むまではとことん味わせてもらう。
「ちょっ…へ、んたいっ!」
「俺にとっては最高の褒め言葉。」
「っ…バカ!」
バカなのは捺だろうが。
いっつも無防備で男にキスさせるし。
だから、俺のそばに置いておかないといけないんだ。
「捺。」
「んっ…?」
「捺…捺。」
「な、にぃ…」
「名前、呼んで?変態とかじゃなくて名前で。」
甘えた声で言えば顔を真っ赤にして「か、なた…」俺の名前を小さく呟いた。
――やっぱり愛しくて堪らない。
マジでコイツが好き。