Heart × Hunter ~君の心は誰のモノ?~




でも、ホントにあたしは信じてほしかった。



友達なんてマーしかいなかったし、誘われたのも初めてだし。


他の子とも遊びたくて行っただけ。




連れて帰って来ちゃったのは…反射的にだもん。

自分の意思…じゃない。






…てか。



「なんも疚しいことなんかしてないじゃん!」




看病してたんだよ!逆に褒めて欲しいわ!


だから、落ち着いて考えたらこれってただの彼方が先走っただけだよ。



それなのに彼方はあたしを責めまくって。

酷いのはどっちだよ。






『…そんなの今は関係ねぇ。今話してんのは″なんで男を部屋に泊めたか″だ。』




「っ――!!!」





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