DESTINY〜君と出会えたキセキ〜
これでは、また同じことの繰り返し。



今度こそ、本当に、私から歩を進めた。 



彼のことが気になったけれど、振り返らずに、ドアマンに誘導され、館内へ足を踏み入れた。



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ホテルのフロントで、チェックインを済ませると、日付が変わっていたことに気付かされた。 



地下鉄を降りてから、1時間以上も、外にいたことになる。 



改めて…… 


彼との濃密な時間に、思いを馳せる。 




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