DESTINY〜君と出会えたキセキ〜
部屋に戻ってからも、体の火照りはおさまらず、先程の興奮が続いていた。     


思い出すだけで、恥ずかしくなるような……



それでいて


体が疼くような快感。    


キスを交わしただけなのに、私はすっかり、彼の虜になってしまったみたい。



彼の甘い声、縋るような瞳。


彼の身体から放たれる香り。


それらが、私の身体中を駆け巡り、彼に支配された。




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