DESTINY〜君と出会えたキセキ〜

部屋

「めぐみさん、まだ時間、大丈夫?」


「うん。大丈夫だけど?」 

「じゃあ、ちょっと僕ん家まで付き合ってくれる?取りに行きたいものがあるんだ」


「うん、別にいいけど。裕司くんちって、ここから近いの?」


「そうだな。歩いて10分位かな」  


「そっか」


額の汗をタオルで拭いながら、二人で彼のアパートへ向かって歩き出した――。





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