DESTINY〜君と出会えたキセキ〜
どれくらい時間が経っただろう。 


いつの間にか、窓の外は、ぼんやりとした薄暮の世界に変わっていた。


裕司くんと一緒にいると、いつも時間を忘れてしまう。


やっぱり、楽しいと時間が過ぎるのが早いのかな。



「そろそろ、バイトに行く時間だ。用意しなきゃ!」

急に、思い立ったように裕司くんは言った。


「…えっ?今からバイトなの?」


「うん」




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