DESTINY〜君と出会えたキセキ〜
ハァ…ハァ…息を切らしながら、裕司くんの元へ近付いた。  


息切れと同時に、胸の高鳴りが激しさを増していった。

裕司くんも、同じように歩を進めていく。


一歩、一歩、確実に。


二人の距離が縮まっていく。


――あの優しい笑顔で。 








「裕司くん、お待たせー!」

「ただいま、めぐみさん!」



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