DESTINY〜君と出会えたキセキ〜
「今日は楽しかったね。海なんて久しぶりだったから、思い切りはしゃいじゃった。昼ご飯のエビフライも大きくて美味しかったね」
ハンドルを握っていた彼は、「そうだね」と前を見ながら笑った。
そして、少し真顔になって、こう切り出した。
「ねぇ、俺たちこのまま付き合わない?」
「……えっ?」
彼の言っている意味が分からなくて、思わず聞き返した。
「だってさ……
始めは佐藤先生に頼まれて仕方なく、って感じだったけど、今日1日、野田さんと一緒に過ごしたらすごく楽しくてさ。また、会いたいと思ったんだ。本気で俺たち付き合わない?」
「………」
ハンドルを握っていた彼は、「そうだね」と前を見ながら笑った。
そして、少し真顔になって、こう切り出した。
「ねぇ、俺たちこのまま付き合わない?」
「……えっ?」
彼の言っている意味が分からなくて、思わず聞き返した。
「だってさ……
始めは佐藤先生に頼まれて仕方なく、って感じだったけど、今日1日、野田さんと一緒に過ごしたらすごく楽しくてさ。また、会いたいと思ったんだ。本気で俺たち付き合わない?」
「………」