DESTINY〜君と出会えたキセキ〜
そして、車が高速道路のサービスエリアにゆっくり入ったときだった。  


完全に無防備だった私に、彼はキスをした。


突然のことで、ただただ驚くばかり。


目を見開いたまま、唇をギュッと押し付けられた。


「――…ッ」


しかも、気持ちの準備ができていないのに、彼は自分の舌で、唇を割って攻めてきた。




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