DESTINY〜君と出会えたキセキ〜
今、思うと――…



初めてのデートのときも


二回目のデートのときも


最初の留学前に、東京ドームシティで会ったときも



留学先から、国際電話を掛けてきたときも 



留学中のメールも



帰国後に空港で会ったときも 



  …………………………



すべて、裕司くんは、私に気持ちをぶつけていたのだ。 


彼女の身代わりとしか思えなかった私は、彼の真意に気付けなかった。




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