DESTINY〜君と出会えたキセキ〜
そんな大事な約束も忘れてしまうなんて……。



私は、自分で自分が恥ずかしくなった。





でも……


それだけ、裕司くんとの時間が楽しくて、彼に夢中だったということかもしれない。 


初めて会ったはずなのに、こんな気持ちになるなんて……。





――急に、夢から現実に引き戻された『白雪姫』になったような気分だった。 





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