王様らいおんとうさぎのあまぁいスイーツ
「すみません」
手をつかんで立ち上がり
眼鏡を受取った
そしてぶつかった相手の顔をみた
そしたら
加奈がいってた次の対戦相手のエース君だった
「あのさ
 君どこの中学校??」
「東中学校です」
「次の対戦相手か・・・
 それじゃあ
 俺たちの学校が勝ったら俺と付き合わない?」
そういってどっかにいってしまった・・・
えーーー
なにあのヒト!!いい逃げ!?しかもいきなりなに言い出すんだ!!
あたしは、あたふたして加奈のトコにいった
そうだ!!加奈に相談しよう!!
「加奈!!どうしよう・・・
 告白みたいなのされた」
「誰に!?」
「次の対戦相手のエース君」
「えぇ
 いいなぁずるいーーー
でなんてかえしたの!?」
「返す前にどっかにいっちゃったんだもん」
「しょうがない
 もしエース君のチームが勝ったら付き合っちゃえばいいじゃん」
「えぇ」
「せっかくだしさ♪
 愛莉にもやっと春がきたかぁ」
「なにいってんの加奈!!あたし付き合うきないよ??」
「えぇ
 いいじゃん・・・
 いい機会だよ
 つきあっちゃえぇ」
どうしよぉ
1回付き合ってみるってもありかな??
でもまだエース君のチームが勝つってきまってないしね!
大丈夫だよ
そうおもい自分の学校の応援席にいった
そしたらウチの学校のチームのヒトたちがきた
「おぉ愛莉!!加奈!!応援きてくれたんだぁ」
そういって拓未が近寄ってきた
拓未も、小学校からいっしょでいまは、クラスも同じ
けっこうモテるんだよね
うちのまわりは、モテるひとばっかだ
「拓未がんばってね」
「愛莉が『がんばってね』という言葉をいうなんて!!なんかあったか??」
あたしそんなひどいヒトだったっけ??
ふつうにがんばってくらいいうよ!
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