ある国の専属メイド
ー隣の国では・・・
「んー・・・」
美咲が目を覚ますとベットに王子の姿はなかった。
「虎王子・・・?」
「やっと、起きたか・・・美咲」
王子がベットに近づく。
「帰らして下さい」
「いいって言うわけないやろ」
美咲が身体を起こそうとした。
しかし、それは無惨にも王子の手によってベットへとまた連れ戻されてしまった。
「ちょ、ちょっと!何するんですか!!」
「何って・・・お前が『帰る』って言わせないようにするためや」
虎王子の顔が少しずつ近づいてくる。
(拓海・・・助けて・・・)
“ドンッ”
勢いよく開かれたドアの先には・・・。
「・・・はい、そこまでー」
「た、拓海!!」
「何で、こいつの居場所がわかった?」
「家来に探させたからねー。俺の専属メイド返してもらうよ?」
“グイッ”
思いっきり引き寄せられ、腕を持たれたまま美咲の身体は王子にもたれた。
「拓海・・・」
「もう、俺の専属メイドに近づかないでくれる?」
「・・・私は、もう虎王子の専属メイドではありません!私は拓海の専属メイドです!」
「じゃあ、帰ろうか?美咲ちゃん♪」
美咲をお姫様だっこをし、部屋を去っていった。
「んー・・・」
美咲が目を覚ますとベットに王子の姿はなかった。
「虎王子・・・?」
「やっと、起きたか・・・美咲」
王子がベットに近づく。
「帰らして下さい」
「いいって言うわけないやろ」
美咲が身体を起こそうとした。
しかし、それは無惨にも王子の手によってベットへとまた連れ戻されてしまった。
「ちょ、ちょっと!何するんですか!!」
「何って・・・お前が『帰る』って言わせないようにするためや」
虎王子の顔が少しずつ近づいてくる。
(拓海・・・助けて・・・)
“ドンッ”
勢いよく開かれたドアの先には・・・。
「・・・はい、そこまでー」
「た、拓海!!」
「何で、こいつの居場所がわかった?」
「家来に探させたからねー。俺の専属メイド返してもらうよ?」
“グイッ”
思いっきり引き寄せられ、腕を持たれたまま美咲の身体は王子にもたれた。
「拓海・・・」
「もう、俺の専属メイドに近づかないでくれる?」
「・・・私は、もう虎王子の専属メイドではありません!私は拓海の専属メイドです!」
「じゃあ、帰ろうか?美咲ちゃん♪」
美咲をお姫様だっこをし、部屋を去っていった。