“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
「…え…。
あ…。
…いや…。
その…」
あまりに突然の…予期せぬ出来事に…
「だから…
…遥ってのは…。
つまり…」
片手を頭にあて意味もなく髪をいじり、口ごもるオレに目の前のヤツは…
「何でもはっきりと言う君が、ここまでまごつくなんて…。
余計興味がわくね?」
切れ長の涼しげな目元に光を瞬かせ、ニヤッと口元をほころばせる。
と同時に、
「その“はるか”って子に」
遥の名前を口にし、妖しいまでの色気を撒き散らす。
あ…。
…いや…。
その…」
あまりに突然の…予期せぬ出来事に…
「だから…
…遥ってのは…。
つまり…」
片手を頭にあて意味もなく髪をいじり、口ごもるオレに目の前のヤツは…
「何でもはっきりと言う君が、ここまでまごつくなんて…。
余計興味がわくね?」
切れ長の涼しげな目元に光を瞬かせ、ニヤッと口元をほころばせる。
と同時に、
「その“はるか”って子に」
遥の名前を口にし、妖しいまでの色気を撒き散らす。