“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
そんなことは当たり前のことなのに、


「あれ?
凌?
おまえ…何赤くなってんの?」


そんなことを


「へぇ…君。
もしかして…期待してる?」


口の端を歪めて意地悪そうに言われると、


「あー…さらに赤くなった」


目の前のコイツが言うとおり、


「凌、可愛いね?
純情――っ…」


変な世界に足を踏み入れてしまいそうで。

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