“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
オレの上に馬乗りになって、オレの両手首を掴んでベッドに押し付け、
「それとも…忘れたくないのかな?
ん?」
オレをいたぶるような…ゾクリとするような瞳を向けた。
…ったりまえだろ?
忘れたくなんかねーよ。
首をスッと…縦に振ったオレに、
「なら、言えるよな?」
涼…綾瀬涼は高飛車に、そうすることが当たり前だとでも言うように言い放ち、
「凌、おまえがその“はるかちゃん”を忘れたくなければ―――」
口の端をニヤリと歪め、
「全て、言え」
氷のように冷たい声をオレに落とした。
「それとも…忘れたくないのかな?
ん?」
オレをいたぶるような…ゾクリとするような瞳を向けた。
…ったりまえだろ?
忘れたくなんかねーよ。
首をスッと…縦に振ったオレに、
「なら、言えるよな?」
涼…綾瀬涼は高飛車に、そうすることが当たり前だとでも言うように言い放ち、
「凌、おまえがその“はるかちゃん”を忘れたくなければ―――」
口の端をニヤリと歪め、
「全て、言え」
氷のように冷たい声をオレに落とした。