“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
「…はっ?
…っにすんだよ!」


もう、許せんっ!!


ガっと目を見開いて、ギンと綾瀬涼を睨みつけたオレに、


「わかってないね…君」


綾瀬凌はやけに色っぽい笑みを落とし、


「オレを眠らせないのは…
君だよ?」


妖しいまでの色香を撒き散らし、


「だから、お仕置きが必要だと思ったんだ」


綾瀬涼はオレのあごを、指1本でクイっと…持ちあげた。



「凌、おまえを…。
死ぬほどドキドキ…させてやろうか?」
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